天気プリント
飽和水蒸気量のグラフを使った湿度と露点の計算、1日のうちで気温が最も高くなる時刻が太陽の高さより遅れる理由がよく出ます。高気圧・低気圧と季節風、日本の四季の天気の特徴もあわせて確かめます。一問一答22問と、図・グラフの読み取り20問(図5枚)を1ページにまとめた、解答つきのプリントです。
一問一答(22問)
- 標高が高くなると、一般に気圧はどうなる?
答え
低くなる上にある空気の量が減るため気圧は低くなる。
- 北半球の低気圧のまわりで、風はどのように吹きこむ?
答え
反時計回り低気圧は反時計回りに中心へ、高気圧は時計回りに外へ。
- 天気図で同じ気圧の地点を結んだ線を何という?
答え
等圧線等圧線の間隔がせまいほど風が強いことが多い。
- 同じ気温で空気中の水蒸気量が増えると、湿度はどうなる?
答え
高くなる湿度は実際の水蒸気量が飽和量の何%かを表す。
- 空気を冷やしたとき、水滴ができ始める温度を何という?
答え
露点露点に達すると水蒸気が凝結する。
- 台風の中心付近の気圧は、周囲と比べてどうなっている?
答え
低い台風は発達した熱帯低気圧。
- 晴れた日に、気温が最も高くなるのはいつごろ?
答え
午後2時ごろ太陽高度が最も高いのは正午だが、地面が温まってから空気が温まるので約2時間おくれる。
- 日本の冬に多い気圧配置を何という?
答え
西高東低大陸に高気圧、太平洋上に低気圧。等圧線がたてにこむ。
- 空気中の水蒸気が水てきになって出てくるのは、空気の温度がどうなったとき?
答え
下がったとき空気がふくむことのできる水蒸気の量は、温度が下がると少なくなる。入りきれない分が水てきになる。
- 冬の北西の季節風は、日本海の上を通るとき、雪雲のもとになる水蒸気と熱をどこから受け取る?
答え
あたたかい日本海の海面水蒸気をふくんだ風が山脈にぶつかって上昇し、日本海側に大雪を降らせる。
- 冬、山脈をこえて季節風がふきおろす関東地方などの太平洋側では、どんな天気の日が多い?
答え
かわいた風がふき、晴れる日本海側に雪を降らせて水蒸気を失った、かわいた風になるため。冬の太平洋側は晴れの日が多い。
- 1日の最高気温が30℃以上の日を何という?
答え
真夏日夏日は25℃以上、真夏日は30℃以上、猛暑日は35℃以上(どれも1日の最高気温)。
- 猛暑日とは、1日の最高気温が何℃以上の日?
答え
35℃夏日は25℃以上、真夏日は30℃以上、猛暑日は35℃以上(どれも1日の最高気温)。
- 日本付近の上空を、1年中西から東へふいている風を何という?
答え
偏西風偏西風に流されて、雲や低気圧は西から東へ動く。だから日本の天気は西から変わることが多い。
- 日本の火山が噴火すると、火山灰は火口の東側に多く積もることが多い。そのわけは?
答え
上空を偏西風がふいているから上空の偏西風が火山灰を東へ運ぶ。雲が西から東へ動くのも同じ理由。
- 積乱雲が次々に発生して列のように並び、同じ場所に何時間もはげしい雨を降らせる雨の区域を何という?
答え
線状降水帯同じ場所で積乱雲ができ続けるので、大雨が長く続き、土砂災害や洪水が起こりやすい。
- しめった風が山をこえてふき下りるとき、高温でかわいた風になる現象を何という?
答え
フェーン現象山をのぼるときに雲をつくって雨を降らせ、かわいた空気がふき下りながらあたたまる。日本海側で記録的な高温になる原因の1つ。
- 朝と夕方、海風と陸風が入れかわるときに、風がほとんどやむことを何という?
答え
なぎ朝なぎ・夕なぎという。陸と海の気温がほぼ同じになるので、風がやむ。
- 高気圧におおわれると、天気はどうなりやすい?
答え
晴れることが多い下降気流のところでは雲ができにくいので晴れやすい。低気圧の中心付近は上昇気流で雲ができ、雨になりやすい。
- 台風が上陸すると、勢力が弱まりやすいのはなぜ?
答え
海からの水蒸気が届かなくなるから台風のエネルギーのもとは、あたたかい海からの水蒸気。陸の上では水蒸気が少なく、地面との摩擦もある。
- 南アメリカのペルー沖から太平洋の赤道付近にかけて、海面の水温が平年より高くなる現象を何という?
答え
エルニーニョ現象発生すると、日本は冷夏や暖冬になりやすい。反対に、同じ海域の水温が平年より低くなるのがラニーニャ現象。
- 都市の中心部の気温が、まわりの郊外より高くなる現象を何という?
答え
ヒートアイランド現象アスファルトやコンクリートが熱をためこみ、エアコンや車からも熱が出るため。夜も気温が下がりにくい。
図・グラフの読み取り(20問・図5枚)
図やグラフを見て答える問題です。同じ図を使う問いは、図の下にまとめてあります。計算のしかたは答えの下に書いてあります。
図1 1日の気温と太陽の高さ(グラフ)

- 気温を表すAが最高になる時刻が、太陽の高さBより約2時間おそいのはなぜ?選択肢:午後は風が弱くなるから・太陽が午後2時に最も近づくから・温度計が日かげにあるから・日光がまず地面をあたため、その地面が空気をあたためるから
答え
日光がまず地面をあたため、その地面が空気をあたためるから太陽→地面→空気の順に熱が伝わるので、気温の最高はおくれる。
- A(気温)が最も高くなるのは何時ごろ?選択肢:14時ごろ・11時ごろ・12時ごろ・16時ごろ
答え
14時ごろAの点が最も高いのは14時(午後2時)ごろ。気温の最高は、太陽の高さが最も高い時刻よりおくれる。
- Aのように、朝から昼すぎまで気温が大きく上がり、夕方に下がるのはどんな天気の日?選択肢:一日中くもりの日・晴れの日・一日中雨の日・雪がふり続く日
答え
晴れの日晴れの日は日光で地面がよくあたたまり、1日の気温の変化が大きい(このグラフでは朝と午後2時で10℃以上ちがう)。くもりや雨の日は変化が小さい。
図2 気温と飽和水蒸気量(グラフ)

- 気温20℃で空気1m³に水蒸気が12.8gふくまれている。この空気を冷やすと、何℃で水滴ができ始める?選択肢:5℃・20℃・15℃・10℃
答え
15℃12.8gが最大量になる温度=15℃。この温度を露点という。
- 気温15℃の空気1m³に、水蒸気が6.4gふくまれている。この空気の湿度は何%?選択肢:50%・37%・200%・64%
答え
50%15℃の空気がふくむことができる水蒸気は12.8g。6.4÷12.8×100=50%。
- 気温15℃で湿度75%の空気がある。空気1m³にふくまれる水蒸気は何g?選択肢:3.2g・12.8g・9.6g・17.3g
答え
9.6g15℃でふくむことができるのは12.8g。その75%だから12.8×0.75=9.6g。
- 気温15℃で、1m³に水蒸気を9.6gふくむ空気を10℃まで冷やした。1m³あたり何gの水てきができる?選択肢:3.2g・0.2g・9.4g・3.4g
答え
0.2g10℃でふくむことができるのは9.4g。ふくみきれない9.6-9.4=0.2gが水てきになる。
- 空気中の水蒸気の量は変えずに、気温を15℃から20℃に上げると、湿度はどうなる?選択肢:上がる・変わらない・100%になる・下がる
答え
下がる水蒸気の量は同じでも、ふくむことができる量が12.8g(15℃)から17.3g(20℃)にふえる。割る数が大きくなるので湿度は下がる。
- 気温20℃の空気を冷やしていくと、15℃で水てきができ始めた。この空気の湿度は約何%?選択肢:約54%・約87%・約74%・約26%
答え
約74%15℃で水てきができ始めた(露点)ので、水蒸気は1m³に12.8g。20℃では17.3gまでふくめる。12.8÷17.3×100=約74%。
- 気温15℃、湿度50%の部屋の体積は40m³。部屋の空気にふくまれる水蒸気は、全部で何g?選択肢:512g・6.4g・128g・256g
答え
256g15℃の空気1m³には12.8gまでふくめる。湿度50%なので1m³に6.4g。部屋全体では6.4×40=256g。
図3 図・グラフ

- 図の乾湿計が示す温度と湿度表から、このときの湿度は何%?選択肢:66%・82%・91%・74%
答え
74%乾球22℃、湿球19℃で、差は3℃。湿度表の乾球22℃の行と、差3.0の列が交わる所を読んで74%。
- 乾湿計の乾球と湿球が同じ温度を示す(差が0)のは、湿度が何%のとき?選択肢:0%・50%・決まっていない・100%
答え
100%湿度100%の空気では、湿球の布の水が蒸発できないので熱がうばわれず、湿球も乾球と同じ温度になる。湿度表でも差0.0の列はすべて100。
- 図の湿球の示す温度が、乾球より低くなるのはなぜ?選択肢:湿球の布の水が冷たいから・湿球には日光が当たらないから・布の水が蒸発するとき、まわりから熱をうばうから・湿球の布が熱を通さないから
答え
布の水が蒸発するとき、まわりから熱をうばうから水は蒸発するとき、まわりから熱をうばう。空気がかわいているほど蒸発がさかんで、乾球との差が大きくなり、湿度は低い。
- 乾球が20℃で、湿度表から湿度が81%と分かった。このとき湿球は何℃を示していた?選択肢:19℃・17℃・18℃・16℃
答え
18℃乾球20℃の行で81%になるのは、差2.0の列。湿球は乾球より2℃低いので、20-2=18℃。
図4 図・グラフ

- 図の地点A(中心の東側)の地上では、どの向きから風がふいている?選択肢:南寄りの風(南から北へ)・北寄りの風(北から南へ)・東寄りの風(東から西へ)・西寄りの風(西から東へ)
答え
南寄りの風(南から北へ)台風の地上の風は、上から見て反時計回りに中心へふきこむ。中心の東側では、南から北へ向かう南寄りの風になる。
- 図の台風は北へ進んでいる。地点AとBで、風が強くなりやすいのはどちら?選択肢:B・A・AとBは同じ・進む向きとは関係なく決まらない
答え
A進む向きの右側(東側のA)では、うずの風の向きと台風の進む向きが同じになり、風が強まる。左側(B)では打ち消し合って弱まる。
- 図の台風が北へ進み、中心が地点Aの西側を通りすぎていく。台風が近づいてから遠ざかるまでに、Aの風向きはどう変わる?選択肢:東→北→西と反時計回りに変わる・西→南→東と反時計回りに変わる・ずっと南からふく・東→南→西と時計回りに変わる
答え
東→南→西と時計回りに変わるAは進路の東側(進む向きの右側)。地上の風は反時計回りに中心へふきこむので、中心が南から近づくときは東寄り、真西にあるとき(図)は南寄り、北へ遠ざかるときは西寄りの風になる。進路の東側の地点では時計回り、西側の地点では反時計回りに変わる。
図5 図・グラフ

- グラフの1日目の天気として、あてはまるものはどれ?選択肢:雨・くもりのち雨・雪・晴れ
答え
晴れ1日目は、昼に気温が大きく上がり(10℃→22℃)、湿度は大きく下がっている(90%→40%)。晴れの日の特ちょう。
- グラフの1日目、気温と湿度はどのように変わっている?選択肢:気温が上がると、湿度も上がる・気温が上がると、湿度は下がる・気温が変わっても湿度は変わらない・気温と湿度は同時に最低になる
答え
気温が上がると、湿度は下がる晴れの日は、空気中の水蒸気の量があまり変わらないまま気温が上がるので、湿度は下がる。気温が最高の昼ごろ、湿度は最低になる。
- グラフの2日目の天気として、あてはまるものはどれ?選択肢:くもりや雨・晴れ・晴れのちくもり・雪
答え
くもりや雨2日目は、湿度が1日中85%以上と高く、気温の変化が小さい(12〜15℃)。くもりや雨の日の特ちょう。雲が日光をさえぎり、夜は熱がにげにくい。
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