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水溶液と酸・アルカリプリント

ミョウバンや食塩の溶解度のグラフから、冷やしたときに出てくる結晶の重さを求める問題と、濃度(%)の計算がよく出ます。リトマス紙・BTB溶液の色による酸性・アルカリ性の見分け方と、中和のグラフの読み取りもあわせて練習します。一問一答26問と、図・グラフの読み取り23問(図5枚)を1ページにまとめた、解答つきのプリントです。

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一問一答(26問)

  1. ある温度で、それ以上物質がとけない水溶液を何という?
    答え飽和水溶液
    限界までとけた水溶液が飽和水溶液。
  2. 20℃の水100gに食塩は約36gまでとける。同じ温度の水50gには最大およそ何gとける?
    答え18g
    水が半分なら、とける量も半分。36÷2=18g。
  3. 高温の飽和水溶液を冷やして結晶を取り出す操作を何という?
    答え再結晶
    温度による溶解度の差を利用する。
  4. 食塩10gを水90gにとかした食塩水の濃度は何%?
    答え10%
    食塩水は100g。10÷100×100=10%。
  5. 食塩水に水だけを加えると、食塩水の濃度はどうなる?
    答え低くなる
    食塩の量は同じで全体の量が増える。
  6. 体積10cm³、重さ80gの物質は、1cm³あたり何gになる?
    答え8g
    80÷10=8g。1cm³あたりの重さが大きいほど水に沈みやすい。
  7. 酸性水溶液とアルカリ性水溶液が互いの性質を打ち消す反応を何という?
    答え中和
    中和では水と塩ができる。
  8. メスシリンダーで水の体積を読むとき、目を合わせる位置はどこ?
    答え液面のへこんだ面の底と同じ高さ
    真横から、へこんだ面の底を最小目盛りの10分の1まで読む。
  9. 食塩水を加熱し、出てきた水蒸気を冷やして水を取り出す方法を何という?
    答え蒸留
    沸点のちがいを利用して分ける方法。
  10. 水100gにとけるミョウバンは60℃で57g、40℃で24g、20℃で11g。60℃で57gとかして冷やすと結晶が33g出た。何℃に冷やした?
    答え40℃
    まだとけている量は57-33=24g。24gまでとけるのは40℃。出てきた量から「残っている量」を出して表と比べる。
  11. 水95gに食塩5gを完全にとかすと、できた食塩水の重さは何g?
    答え100g
    水溶液の重さ=水の重さ+とかした物の重さ。
  12. 20%の食塩水100gに水を100g加えると、濃度は何%になる?
    答え10%
    食塩は20gのまま、全体が200gになるので20÷200=10%。
  13. 10%の食塩水100gと20%の食塩水100gを混ぜると、濃度は何%になる?
    答え15%
    食塩は10+20=30g、全体は200g。30÷200=15%。
  14. うすい塩酸50cm³をちょうど中和するのに水酸化ナトリウム水溶液が40cm³必要だった。同じ塩酸100cm³をちょうど中和するには何cm³必要?
    答え80cm³
    塩酸が2倍なら必要な量も2倍。40×2=80cm³。
  15. 二酸化炭素がとけた水(炭酸水)は何性?
    答え酸性
    炭酸水は弱い酸性。青色リトマス紙を赤色に変える。
  16. 赤色リトマス紙を青色に変える水溶液は何性?
    答えアルカリ性
    赤→青はアルカリ性、青→赤は酸性。中性はどちらの色も変えない。
  17. 塩酸は、何という気体が水にとけた水溶液?
    答え塩化水素
    塩化水素は鼻をさすにおいの気体。だから塩酸はにおいがあり、蒸発させると何も残らない。
  18. 塩化水素という気体が水にとけた水溶液を何という?
    答え塩酸
    炭酸水は二酸化炭素、アンモニア水はアンモニアがとけた水溶液。どれも気体がとけている。
  19. フェノールフタレイン溶液をアルカリ性の水溶液に加えると、色はどう変わる?
    答え無色から赤色
    酸性・中性では無色のまま。BTB溶液は酸性で黄色、中性で緑色、アルカリ性で青色。
  20. 食塩の結晶をルーペで見ると、どんな形に見える?
    答え立方体(さいころのような形)
    ミョウバンの結晶は正八面体。結晶の形は物質ごとに決まっている。
  21. みがくと光り、たたくとうすく広がり、電気をよく通す物質のなかまを何という?
    答え金属
    鉄・銅・アルミニウム・マグネシウムなどが金属。ガラスやプラスチックは電気を通さない。
  22. ろ紙を使って、液体と、液体にとけていない固体を分ける方法を何という?
    答えろ過
    ろ紙の目より大きいつぶがろ紙の上に残る。水にとけたものは、つぶが小さいのでろ紙を通りぬける。
  23. ちょうど中和する量より多くの塩酸を水酸化ナトリウム水溶液に加えた。混ぜた液は何性?
    答え酸性
    余ったほうの性質になる。塩酸が余れば酸性(BTB溶液は黄色)、水酸化ナトリウム水溶液が余ればアルカリ性(青色)。
  24. 食塩水をろ過すると、ろ紙の上には何が残る?
    答え何も残らない
    水にとけた食塩のつぶはとても小さく、ろ紙を通りぬける。ろ過で分けられるのは、とけていない固体だけ。
  25. むらさきキャベツの汁に、うすい塩酸を加えると何色になる?
    答え赤色
    酸性で赤〜ピンク、中性でむらさき、アルカリ性で緑〜黄色になる。
  26. むらさきキャベツの汁に、アンモニア水などのアルカリ性の水溶液を加えると、何色に近づく?
    答え緑色
    アルカリ性が強いほど緑から黄色に近づく。酸性では赤〜ピンク色。

図・グラフの読み取り(23問・図5枚)

図やグラフを見て答える問題です。同じ図を使う問いは、図の下にまとめてあります。計算のしかたは答えの下に書いてあります。

図1 塩酸と水酸化ナトリウム水溶液の中和(グラフ)

塩酸と水酸化ナトリウム水溶液の中和(グラフ)
  1. うすい塩酸20cm³がちょうど中和されたのは、水酸化ナトリウム水溶液を何cm³加えたとき?選択肢:30cm³・20cm³・50cm³・10cm³
    答え30cm³
    30cm³までは食塩だけが増える。それ以降は残った水酸化ナトリウムが加わり、増え方(傾き)が変わる。
  2. 水酸化ナトリウム水溶液を20cm³加えた液に、BTB溶液を入れた。何色になる?選択肢:黄色・緑色・青色・赤色
    答え黄色
    ちょうど中和するのは30cm³(グラフが折れ曲がる点)。20cm³ではまだ塩酸が余っているので酸性。BTB溶液は黄色。
  3. このグラフの塩酸40cm³をちょうど中和するには、水酸化ナトリウム水溶液が何cm³必要?選択肢:30cm³・40cm³・50cm³・60cm³
    答え60cm³
    塩酸20cm³と水酸化ナトリウム水溶液30cm³でちょうど中和(20:30=2:3)。塩酸40cm³なら30×2=60cm³。
  4. 水酸化ナトリウム水溶液を45cm³加えた。余った分を中和するには、このうすい塩酸があと何cm³必要?選択肢:15cm³・10cm³・25cm³・20cm³
    答え10cm³
    30cm³で中和するので、45-30=15cm³が余る。塩酸:水酸化ナトリウム水溶液=20:30=2:3だから、15×2÷3=10cm³。
  5. 水酸化ナトリウム水溶液を40cm³加えると固体は4.4g残った。そのうち水酸化ナトリウムは何g?(折れ点は3.6g)選択肢:0.8g・4.4g・3.6g・1.2g
    答え0.8g
    30cm³で中和し、できた食塩は3.6g。それより多く加えても食塩は増えない。4.4-3.6=0.8gが余った水酸化ナトリウム。

図2 中和と、水を蒸発させたあとに残る固体(図)

中和と、水を蒸発させたあとに残る固体(図)
  1. うすい塩酸40cm³に水酸化ナトリウム水溶液を10cm³加えた液に、BTB溶液を入れると何色?選択肢:緑色・青色・黄色・赤色
    答え黄色
    グラフは20cm³で折れ曲がる。ここが中和点。10cm³はその手前なので塩酸が余り、酸性で黄色。20cm³で緑色、それより先は青色。
  2. うすい塩酸40cm³に水酸化ナトリウム水溶液を40cm³加え、水を蒸発させると、残る固体は何g?選択肢:3.6g・3.0g・1.8g・2.4g
    答え3.0g
    グラフで40cm³のところを読むと3.0g。20cm³までの増え方(10cm³で0.9g)のまま計算した3.6gはまちがい。20cm³から先は増え方が小さい。
  3. うすい塩酸40cm³に水酸化ナトリウム水溶液を30cm³加え、水を蒸発させると、残る固体は何?選択肢:食塩だけ・水酸化ナトリウムだけ・食塩と水酸化ナトリウム・何も残らない
    答え食塩と水酸化ナトリウム
    グラフの折れ点20cm³が中和点。30cm³では水酸化ナトリウムが余るので、食塩といっしょに残る。折れ点の手前(塩酸が余る)なら食塩だけ。
  4. うすい塩酸40cm³に水酸化ナトリウム水溶液を40cm³加えて蒸発させた。残る固体のうち、食塩は何g?選択肢:3.0g・1.8g・1.2g・3.6g
    答え1.8g
    食塩ができるのは中和点(20cm³)まで。20cm³のときの1.8gが食塩の重さで、それより先は塩酸がもう無いので食塩は増えない。
  5. うすい塩酸40cm³に水酸化ナトリウム水溶液を40cm³加えて蒸発させた。残る固体のうち、水酸化ナトリウムは何g?選択肢:1.2g・1.8g・0.6g・3.0g
    答え1.2g
    40cm³で残る固体は3.0g。そのうち食塩は中和点(20cm³)の1.8g。3.0-1.8=1.2gが余った水酸化ナトリウム。

図3 図・グラフ

図・グラフ
  1. 表で、塩酸と水酸化ナトリウム水溶液がちょうど中和したのは、ア〜オのどのビーカー?選択肢:ウ・イ・エ・オ
    答えウ
    水酸化ナトリウム水溶液が10cm³ふえるごとに、固体はウまでは0.6gずつ、ウからあとは0.4gずつふえる。ふえ方が変わるウ(30cm³)がちょうど中和した点。
  2. 表と同じ塩酸20cm³を、濃さを2倍にした水酸化ナトリウム水溶液でちょうど中和するには、何cm³必要?選択肢:60cm³・30cm³・15cm³・10cm³
    答え15cm³
    表では、塩酸20cm³に30cm³加えたウでちょうど中和。濃さが2倍なら半分の量でよいので、30÷2=15cm³。
  3. 表と同じ塩酸を水でうすめて、体積を2倍にした。うすめた塩酸40cm³をちょうど中和する水酸化ナトリウム水溶液は何cm³?選択肢:60cm³・30cm³・15cm³・45cm³
    答え30cm³
    うすめた塩酸40cm³には、もとの塩酸20cm³分の塩化水素がとけている。表では、もとの塩酸20cm³に30cm³でちょうど中和なので、30cm³。

図4 水の温度ととける量(溶解度のグラフ)

水の温度ととける量(溶解度のグラフ)
  1. 60℃の水100gにミョウバンをとけるだけとかし、20℃まで冷やすと、出てくる結晶はおよそ何g?選択肢:57g・11g・24g・46g
    答え46g
    60℃で57g、20℃で11gとける。57-11=46g。
  2. 水100gにとける量が、ミョウバンと食塩で同じになるのは、水の温度が何℃のとき?選択肢:50℃・40℃・60℃・30℃
    答え50℃
    2本のグラフが交わるのは50℃(どちらも約37g)。50℃より高いと、ミョウバンのほうが多くとける。
  3. 40℃の水50gにミョウバン20gを入れてよくかき混ぜた。とけ残るのは何g?(40℃の水100gには24gとける)選択肢:12g・とけ残らない・8g・4g
    答え8g
    とける量は水の量に比例する。水50gには24÷2=12gまでとける。20-12=8gがとけ残る。
  4. 60℃の水200gにミョウバンをとけるだけとかし、20℃まで冷やした。結晶は何g出る?(水100gに60℃で57g、20℃で11g)選択肢:46g・92g・114g・22g
    答え92g
    水100gなら57-11=46gが出る。水が200gで2倍なので、46×2=92g。
  5. 水100gにミョウバン24gを60℃でとかし、ゆっくり冷やしていった。結晶が出始めるのは何℃?選択肢:20℃・30℃・50℃・40℃
    答え40℃
    グラフで、とける量が24gになる温度は40℃。それより冷えると、とけきれない分が結晶になって出てくる。
  6. 水200gにミョウバン34gを60℃でとかし、ゆっくり冷やしていった。結晶が出始めるのは何℃?選択肢:20℃・30℃・40℃・10℃
    答え30℃
    水200gに34gは、水100gあたり17g。グラフで水100gに17gとけるのは30℃なので、30℃より下がると結晶が出始める。
  7. 50℃のミョウバンの飽和水溶液137gを、20℃まで冷やした。出てくる結晶は何g?選択肢:37g・11g・46g・26g
    答え26g
    50℃では水100gに37gとけるので、飽和水溶液137gは水100g+ミョウバン37g。20℃では11gしかとけないので、37-11=26gが出てくる。
  8. 40℃のミョウバンの飽和水溶液から、40℃のまま水を50gだけ蒸発させた。出てくる結晶は何g?選択肢:24g・6g・12g・50g
    答え12g
    40℃では水100gに24gとける。蒸発した水50gにとけていた分(24÷2=12g)が、とけきれずに出てくる。

図5 図・グラフ

図・グラフ
  1. 図のAに固体を静かに入れると、Bのようになった。固体の体積は何cm³?選択肢:8.0cm³・58.0cm³・50.0cm³・4.0cm³
    答え8.0cm³
    目もりは、液面のへこんだ所の下を真横から読む。Aは50.0cm³、Bは58.0cm³。ふえた58.0-50.0=8.0cm³が固体の体積。
  2. 図の固体の重さは21.6gだった。この固体1cm³あたりの重さは何g?選択肢:0.37g・21.6g・2.2g・2.7g
    答え2.7g
    体積はB-Aで8.0cm³。21.6÷8.0=2.7g。1cm³あたり2.7gは、アルミニウムの値に近い。

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