大地・地層・火山と地震プリント
柱状図で火山灰の層をそろえて地層の深さや重なりを読む問題と、初期微動継続時間から震源までの距離を求める計算がよく出ます。流れる水の侵食・運搬・堆積のはたらき、火山岩と深成岩のつくりのちがいも定番です。一問一答25問と、図・グラフの読み取り25問(図6枚)を1ページにまとめた、解答つきのプリントです。
一問一答(25問)
- 岩石が気温の変化や水などで、もろく細かくなることを何という?
答え
風化風化で細かくなり、流水などが侵食して運ぶ。
- 地層ができた年代を知る手がかりになる化石を何という?
答え
示準化石示準化石は年代、示相化石は環境を示す。
- 地層が逆転していないとき、一般に最も古い地層はどこにある?
答え
いちばん下堆積は下から上へ重なる。
- 地層が強い力で切れてずれた構造を何という?
答え
断層曲がったものはしゅう曲、切れてずれたものは断層。
- マグマが冷えて固まってできた岩石を何という?
答え
火成岩火成岩は火山岩と深成岩に分ける。
- 地震が地下で発生した場所を何という?
答え
震源震源の真上の地表が震央。
- 初期微動継続時間が10秒の地点は、5秒の地点と比べて震源までの距離はおよそ何倍?
答え
2倍初期微動継続時間は震源距離に比例する。
- 緊急地震速報は、何を利用して強いゆれが来る前に知らせている?
答え
P波がS波より速く伝わること先に届くP波をとらえて、S波が来る前に知らせる。
- 地層の重なりが途中で途切れ、その間に陸地になっていたことを示す面を何という?
答え
不整合不整合面の上には、けずられてできたれきが乗ることが多い。
- 火山岩に見られる、細かい粒の中に大きな結晶が散らばったつくりを何という?
答え
斑状組織火山岩は急に冷えて斑状、深成岩はゆっくり冷えて等粒状。
- 川の上流で、川が地面を深くけずってできる谷を何という?
答え
V字谷上流は侵食のはたらきが強く、深い谷ができる。
- 地面に細い管を深く打ちこみ、地下の土や岩石を取り出して地層を調べる方法を何という?
答え
ボーリング調査取り出した土や岩石をもとに、地層の重なりを柱状図に表す。地層が見えているがけは露頭。
- れき岩・砂岩・泥岩は、何のちがいで分けられている?
答え
つぶの大きさどれも川が運んだ土砂が積もって固まった岩石。つぶは流れる水で運ばれるので、丸みをおびている。
- 地層ができた当時の環境を知る手がかりになる化石を何という?
答え
示相化石サンゴ=あたたかく浅い海、シジミ=河口や湖。地層ができた時代を知る手がかりは示準化石(アンモナイトなど)。
- 地層の中に、角ばったつぶでできた層(火山灰の層)があった。この層が積もったころ、何が起きた?
答え
火山の噴火火山灰のつぶは、流れる水で運ばれていないので角ばっている。火山灰の層は、はなれた地層をくらべる目印にもなる。
- 流れる水が、地面や川岸・川底をけずるはたらきを何という?
答え
侵食(しん食)流れる水のはたらきは、けずる=侵食、運ぶ=運搬、積もらせる=堆積の3つ。流れが速いほど侵食と運搬が大きい。
- 流れる水が、けずった土や石を下流へ運ぶはたらきを何という?
答え
運搬(運ぱん)流れがゆるやかになると、運ばれてきた土や石が積もる(堆積)。
- 緊急地震速報が、大きなゆれに間に合わないことが多いのはどんな場所?
答え
震源に近い場所震源に近いと、P波を観測して速報を出すまでの数秒のうちにS波(大きなゆれ)が届いてしまう。
- マグニチュードが1大きくなると、地震のエネルギーはおよそ何倍になる?
答え
約32倍2大きくなると約1000倍(32×32)。マグニチュードは地震そのものの規模を表す。
- 地震などで、土地が持ち上がることを何という?
答え
隆起反対に、土地がしずむことを沈降という。山の上で海の生物の化石が見つかるのは、海底が隆起したから。
- 川が海や湖に流れこむところに、細かい土砂が積もってできる低く平らな地形を何という?
答え
三角州山地にはV字谷、山地から平地に出たところに扇状地、河口に三角州ができる。
- 火山の噴火や洪水などで被害が出そうな範囲や、ひなん場所を示した地図を何という?
答え
ハザードマップ市区町村などがつくっている。自分の住む地域の危険な場所やにげる道を、前もって確かめておく。
- マグマが地下深くでゆっくり冷え固まった岩石に見られる、大きな結晶がそろったつくりを何という?
答え
等粒状組織ゆっくり冷えるので結晶が大きく育つ。地表近くで急に冷えた火山岩は、細かいつぶの中に大きな結晶が散らばる斑状組織。
- マグマが地表や地表近くで急に冷えて固まった岩石のなかまを何という?
答え
火山岩火山岩=流紋岩・安山岩・玄武岩(斑状組織)。地下深くでゆっくり冷えた深成岩=花こう岩など(等粒状組織)。
- まっすぐ流れている川で、流れがいちばん速いのはどこ?
答え
川のまん中あたり川が曲がっているところでは、外側の流れが速い。外側はけずられてがけになり、川底も深くなる。
図・グラフの読み取り(25問・図6枚)
図やグラフを見て答える問題です。同じ図を使う問いは、図の下にまとめてあります。計算のしかたは答えの下に書いてあります。
図1 震源からの距離とゆれが届くまでの時間(グラフ)

- 震源から120kmの地点で、初期微動が続く時間は何秒?選択肢:15秒・20秒・10秒・30秒
答え
15秒Xは120÷8=15秒後、Yは120÷4=30秒後に到達。差の15秒が初期微動継続時間。
- Xの波が伝わる速さは、秒速何km?選択肢:秒速8km・秒速5km・秒速4km・秒速40km
答え
秒速8kmXの波は40kmを5秒で進む。40÷5=秒速8km(Yの波は40÷10=秒速4km)。
- 初期微動が10秒続いた地点は、震源から何kmはなれている?選択肢:40km・120km・160km・80km
答え
80km80kmではXが10秒後、Yが20秒後に届く。差の10秒が初期微動。初期微動の長さはきょりに比例。
- 震源から160kmの地点に、Xの波が10時0分30秒に届いた。地震が起きた時刻は?選択肢:9時59分50秒・10時0分10秒・10時0分50秒・10時0分0秒
答え
10時0分10秒グラフからXの波は160kmを20秒で進む。30秒-20秒=10時0分10秒に発生。
- 震源から160kmの地点に、Xの波が10時0分30秒に届いた。Yの波が届く時刻は?選択肢:10時1分10秒・10時0分40秒・10時0分50秒・10時0分10秒
答え
10時0分50秒160kmではXが20秒後、Yが40秒後。差は20秒なので、30秒+20秒=10時0分50秒。
- グラフをのばして考える。震源から240kmの地点で、初期微動が続く時間は何秒?選択肢:25秒・30秒・60秒・15秒
答え
30秒Xの波は秒速8km、Yの波は秒速4km。240kmにXは30秒、Yは60秒で届くので、差は60-30=30秒。初期微動の時間は、きょりに比例する(40kmで5秒)。
- グラフと同じ地震の波で考える。ある地点にXの波が9時0分15秒、Yの波が9時0分30秒に届いた。地震が起きた時刻は?選択肢:9時0分5秒・8時59分45秒・9時0分10秒・9時0分0秒
答え
9時0分0秒初期微動(XとYの到着の差)は15秒。グラフでXが15秒・Yが30秒で、差が15秒になるのは震源から120kmの地点。Xの波は120kmを15秒で進むので、9時0分15秒の15秒前、9時0分0秒に起きた。
図2 地層の柱状図

- 地層が水平に積もっているとすると、標高95mの地点Dでは火山灰の層は地表から何mの深さ?選択肢:30m・15m・20m・25m
答え
25mA〜Cとも火山灰の層は標高70m。95-70=25m。
- A〜Cの火山灰の層の標高をくらべると、この地域の地層についてどんなことが分かる?選択肢:Aの方へ低く傾いている・Cの方へ低く傾いている・傾かずに水平に重なっている・地表が高い地点ほど層も高い
答え
傾かずに水平に重なっている地表の標高は100m・90m・85mとちがうが、火山灰の層はどれも標高70m。高さがそろうので水平。
- 柱状図から地層の傾きを調べるとき、各地点の火山灰の層について何を求めてくらべる?選択肢:標高・地表からの深さ・層の厚さ・粒の大きさ
答え
標高地表の高さが地点ごとにちがうので、深さのままではくらべられない。標高=地表の標高-深さ。Aは100-30=70m。
- もし地点D(標高95m)で、火山灰の層が地表から30mの深さにあったら、その層の標高は何m?選択肢:70m・30m・125m・65m
答え
65m95-30=65m。A〜C(70m)より5m低いので、地層はDの方へ低く傾いていることになる。
- AとCでは、地表から火山灰の層までの深さが何mちがう?選択肢:5m・10m・15m・30m
答え
15mAは100-70=30m、Cは85-70=15m。差は15m。層が水平なら地表の標高の差と同じ。
図3 図・グラフ

- 図の地域の火山灰の層は、どの方位に向かって低くなっている?選択肢:東・西・南・北
答え
東層の標高=地表の標高-深さ。A60-10=50m、B50-10=40m、C70-20=50m。東のBが10m低く、南北にならぶAとCは同じなので、東に向かって低い。
- 図の地点D(標高55m)では、火山灰の層は地表から何mの深さにある?選択肢:10m・20m・15m・5m
答え
15m層は東へ100m進むと10m低く、南北には変わらない。DはBの真南なので、層の標高はBと同じ40m。55-40=15m。
- 図のAとBのちょうど真ん中の地点E(標高65m)では、火山灰の層は地表から何mの深さにある?選択肢:15m・10m・25m・20m
答え
20mAの層は標高50m、Bの層は40m。真ん中のEではその間の45m。65-45=20m。
図4 図・グラフ

- 図のア・イのうち、両側から押す力がはたらいてできた断層はどちら?選択肢:ア・イ・アとイの両方・どちらでもない
答え
イ断層面の上側(図の右)の地層がずり上がっていれば押す力(逆断層)、ずり下がっていれば引っぱる力(正断層)。イは右側がずり上がっている。
- 図のアのような断層を何という?選択肢:逆断層・横ずれ断層・しゅう曲・正断層
答え
正断層アは、断層面の上側の地層がずり下がっている。両側に引っぱられてできる正断層。押されて上側がずり上がるのは逆断層(イ)。
- 図のアの断層ができたとき、地層にはどんな力がはたらいた?選択肢:両側から押す力・上から押さえる力・力ははたらいていない・両側に引っぱる力
答え
両側に引っぱる力引っぱられて地層がのびると、断層面の上側がずり下がる(正断層)。押されると上側がずり上がる(逆断層)。
図5 流れの速さと土砂のつぶの動き(グラフ)

- 最も小さい流れの速さで運ばれ始めるのは、どの粒?選択肢:10mmのれき・0.1mmの砂・0.01mmの泥・100mmのれき
答え
0.1mmの砂大きい粒は重くて動きにくいが、泥は細かい粒どうしがくっつくため、かえって速い流れが必要。
- 流れをだんだん速くしたとき、0.01mmの泥、0.1mmの砂、10mmのれきが動き始める順は?選択肢:砂→泥→れき・泥→砂→れき・れき→砂→泥・砂→れき→泥
答え
砂→泥→れきグラフの点が低い(おそい流れで動く)順に、0.1mmの砂→0.01mmの泥→10mmのれき。泥は砂より速い流れが必要。
- 0.01mmの泥が、0.1mmの砂より速い流れでないと運ばれ始めないのはなぜ?選択肢:泥の方が重いから・細かい粒どうしがくっつき合うから・泥は水にとけているから・泥は角ばっているから
答え
細かい粒どうしがくっつき合うから泥は砂より軽いが、細かい粒どうしがくっつき合うので、川底から引きはがすのに速い流れがいる。
図6 図・グラフ

- 図の川がまっすぐ流れている所で、川底がいちばん深いのはウとエのどちら?選択肢:エ・ウとエは同じ・日によってちがう・ウ
答え
ウまっすぐな川では、流れがいちばん速い川はばのまん中(ウ)が、いちばん深くけずられる。岸近く(エ)は岸や川底とのまさつで流れがおそく、浅い。
- 図の川が曲がっている所で、流れが速いのはアとイのどちら?選択肢:イ・ア・アとイは同じ・まん中だけが速い
答え
ア曲がった所では、外側(ア)の流れが速く、内側(イ)はおそい。外側は岸や川底がけずられ、内側には土砂が積もる。
- 図のX-Yの線で川を切った断面を、下流側から見た。深くなっているのはどちら側?選択肢:Y側・X側・まん中だけ・どこも同じ深さ
答え
X側Xは曲がりの外側。外側は流れが速く、川底や岸が深くけずられて、がけになりやすい。内側(Y側)は浅く、川原ができる。
- 図のアとイのうち、川底に大きな石が多く見られるのはどちら?選択肢:イ・どちらも同じ・ア・どちらにも大きな石はない
答え
ア流れの速い外側(ア)では、小さな石や砂は流され、大きな石が残る。流れのおそい内側(イ)には砂や小石が積もる。
関連するプリント
理科のプリント一覧 すべてのプリント
デルバトのプリントは無料で印刷・配布できます。問題はデルバトのアプリと同じもので、事実の確認をしてから載せています。