動物と人体プリント
だ液のはたらきと小腸での吸収、心臓の拍動と血液の流れ、こん虫のからだのつくりと育ち方がよく出ます。メダカの育ち方と水温、食物連鎖で生物の数がつり合う関係(生態ピラミッド)も入試の定番です。一問一答48問と、図・グラフの読み取り14問(図4枚)を1ページにまとめた、解答つきのプリントです。
一問一答(48問)
- 昆虫のあしは何本?
答え
6本昆虫は頭・胸・腹に分かれ、胸に6本のあし。
- 食物連鎖の中でヘビが急に減ると、ヘビに食べられていたカエルは最初どうなりやすい?
答え
増える捕食者が減ると、えさになっていた生物は増えやすい。
- ひじを曲げるとき、上腕の前側の筋肉はどうなる?
答え
縮む筋肉は縮むことで骨を引っ張る。
- 熱いものに触れて思わず手を引く反応を何という?
答え
反射危険から体を守るすばやい反応が反射。
- ヒトの受精卵が育つ場所はどこ?
答え
子宮受精は卵管で起こり、受精卵は子宮の中で育つ。
- ヒトの心臓はいくつの部屋に分かれている?
答え
4つ右心房・右心室・左心房・左心室の4つ。
- 小腸の内側にある、養分を吸収するための小さな突起を何という?
答え
柔毛(じゅう毛)たくさんの突起で表面積を広げ、効率よく吸収する。
- 息を吸うとき、横かくまくはどうなる?
答え
下がる横かくまくが下がり、ろっ骨が上がって胸が広がる。
- 接眼レンズが10倍、対物レンズが40倍のとき、顕微鏡の倍率は何倍?
答え
400倍倍率=接眼×対物。10×40=400倍。
- 池の中で、えさになる植物プランクトンが急に増えた。それを食べる動物プランクトンの数は、最初どうなりやすい?
答え
増える食べ物が増えると、食べる側の生き物も増えやすい。やがて食べられる側が減り、つり合いにもどる。
- 「草→バッタ→カエル」の食物連鎖で、バッタが急に減った。草とカエルの数は、最初どうなりやすい?
答え
草は増え、カエルは減るバッタに食べられなくなった草は増え、えさが減ったカエルは減る。
- 母親の子宮の中で、胎児のまわりを満たしている液体を何という?
答え
羊水羊水は外からの衝げきから胎児を守るクッション。
- 胎児と胎ばんをつないでいる管を何という?
答え
へそのおへそのおの中の血管を通って、胎ばんで母親と養分・酸素や不要物をやりとりする。
- ひじやひざのように、骨と骨のつなぎ目で体が曲がるところを何という?
答え
関節関節で曲がる。筋肉は関節をまたいで2つの骨についている。
- 筋肉の両はしにあって、筋肉を骨につないでいるじょうぶな部分を何という?
答え
けん筋肉はけんで骨につき、縮むことで骨を引っぱる。アキレスけんが有名。
- 魚類、両生類、は虫類、鳥類、ほ乳類のように、背骨をもつ動物をまとめて何という?
答え
せきつい動物背骨(せきつい)があるからせきつい動物。こん虫やエビは節足動物で背骨がない。
- 卵→幼虫→さなぎ→成虫と、さなぎの時期がある育ち方を何という?
答え
完全変態さなぎがあるのが完全変態、ないのが不完全変態。
- 肺胞のまわりの毛細血管を通ったあとの血液は、通る前と比べてどうなっている?
答え
酸素が多くなっている肺胞で酸素を受け取り、二酸化炭素をわたす。肺から心臓へもどる血液は酸素が多い。
- こん虫が、古いかたい皮をぬぎすてて大きくなることを何という?
答え
脱皮こん虫の体はかたい皮でおおわれていて、そのままでは大きくなれない。さなぎから成虫が出てくることは羽化。
- こん虫が脱皮をくり返して大きくなっていくのは、どの時期?
答え
幼虫幼虫は脱皮のたびに大きくなる。ふつう成虫になるともう脱皮しないので、それ以上大きくならない。
- 夜、明かりに集まるガなどの虫を食べに来るヤモリは、何類のなかま?
答え
は虫類ヤモリはうろこがあり、陸に殻のある卵を産むは虫類。名前がにているイモリは両生類。
- サルやヒトの手は、親指がほかの指と向かい合うようについている。このつくりは何をするのに都合がよい?
答え
物をにぎったりつかんだりすること親指とほかの指で物をはさめるので、木の枝をつかむ・道具を持つことができる。目が顔の前についていて距離をつかみやすいことも、木の上でくらすサルのなかまの特ちょう。
- 海の魚には、背中が青っぽく、腹が銀白色のものが多い。この体の色は何に役立つ?
答え
天敵に見つかりにくくなる上から見ると背中の青が海の色に、下から見ると銀白色の腹が明るい水面にまぎれる。まわりに似た色で見つかりにくくなるのが保護色。
- 生物どうしの「食べる・食べられる」のつながりを何という?
答え
食物連鎖つながりの出発点は、光合成で養分をつくる植物(生産者)。例: 草→バッタ→カエル→ヘビ。
- クモのあしは何本?
答え
8本クモは体が頭胸部と腹部の2つに分かれ、あしが8本なので、こん虫ではない。
- カエルやヘビのように、まわりの温度によって体温が変わる動物を何という?
答え
変温動物変温動物は、寒くなると活動がにぶくなり、冬眠するものが多い。鳥類・ほ乳類は恒温動物。
- さなぎの時期がない育ち方を何という?
答え
不完全変態卵→幼虫→成虫と育つ。バッタ・コオロギ・セミ・トンボ・カマキリなど。
- 食物連鎖の中で、ある生物の数が一時的に増えたり減ったりしても、長い時間がたつとどうなることが多い?
答え
ほぼもとのつり合いにもどる食べる側が増えると食べられる側が減り、やがて食べる側も減る。こうして数はつり合いにもどっていく。人が大きく環境を変えたときは、もどらないこともある。
- でんぷんにヨウ素液を加えると、何色になる?
答え
青むらさき色でんぷんがなければ、ヨウ素液のうすい茶色のまま。だ液を入れて40℃に保った試験管では、でんぷんが分解されるので青むらさき色にならない。
- 心臓の4つの部屋のうち、血液を送り出す部屋をまとめて何という?
答え
心室心房は血液がもどってくる部屋、心室は送り出す部屋。全身へ送る左心室のかべがいちばん厚い。
- 一方だけが利益を受け、もう一方は害を受ける生物どうしの関係を何という?
答え
寄生例: ヒトとシラミ、イヌとノミ。たがいに利益を受け合う関係は共生という。
- 魚の心臓には、部屋がいくつある?
答え
2つ(1心房1心室)ヒト・鳥は2心房2心室、カエル・は虫類は2心房1心室、魚は1心房1心室。
- 海にただようプラスチックごみが細かくくだけた、大きさ5mm以下のものを何という?
答え
マイクロプラスチックプラスチックは自然の中で分解されにくい。魚や海鳥が食べてしまい、体にたまることが心配されている。
- じん臓は、体のどこにいくつある?
答え
腰の背中側に左右1つずつじん臓は血液から不要物と余分な水分をこし出して尿をつくる。胸の左右にあるのは肺。
- でんぷんは消化されると、最後に何になって小腸から吸収される?
答え
ブドウ糖でんぷんはだ液などで麦芽糖になり、さらにブドウ糖まで分解される。たんぱく質はアミノ酸になる。
- たんぱく質は消化されると、最後に何になって吸収される?
答え
アミノ酸たんぱく質は胃液やすい液などで分解されてアミノ酸になる。脂肪は脂肪酸とモノグリセリドになる。
- 肺の下にあり、上下に動いて呼吸を助けるまくを何という?
答え
横かくまく息を吸うときは、横かくまくが下がり、ろっ骨が上がって、胸の空間が広がる。
- 子宮のかべにあり、へそのおを通して、母親と胎児の間で養分や酸素などをやりとりするところを何という?
答え
胎ばん子宮の中では、胎児は羊水にういて守られ、へそのおで胎ばんとつながっている。
- メダカのオスのしりびれは、どんな形をしている?
答え
平行四辺形に近い大きな形オスは背びれに切れこみがあり、しりびれが大きい。メスは背びれに切れこみがなく、しりびれの後ろが短い。
- 三大栄養素は、炭水化物・たんぱく質と、あと1つは何?
答え
脂肪炭水化物(でんぷんなど)・たんぱく質・脂肪。ビタミンや無機質は、量は少ないが体の調子を整える。
- にょう素などの不要物が最も少ない血液が流れているのは、どの器官を出たあとの血管?
答え
じん臓じん臓で不要物がこし出されて尿になるので、じん臓から出る血液は不要物が最も少ない。
- 水の流れのある水そうに入れたメダカは、どのように泳ぐ?
答え
流れにさからって泳ぐメダカは流されずに同じ場所にとどまろうとする。まわりの景色が動くと、景色といっしょに動くように泳ぐ。
- 食べ物を、体に吸収されやすい形に分解するはたらきを何という?
答え
消化消化にはたらく消化液には、だ液・胃液・たんじゅう・すい液などがある。
- 一度ふっとうさせただ液を、でんぷんに混ぜて40℃に保った。でんぷんはどうなる?
答え
分解されずに残る消化酵素は熱に弱く、一度ふっとうさせるとはたらかなくなる。体温に近い40℃くらいで最もよくはたらく。
- 魚は、えらで水中に何を出している?
答え
二酸化炭素えらでは、水にとけている酸素を取り入れ、二酸化炭素を水にとかして出す。
- メダカがさかんに卵を産むのは、水温がおよそ何℃のころ?
答え
25℃くらい水温が20〜25℃ほどになり、昼の長さが長くなる季節(初夏〜夏)にさかんに産む。
- ほかの動物を食べて生きる動物を何という?
答え
肉食動物植物を食べる動物=草食動物、植物も動物も食べる動物=雑食動物(タヌキ・ヒトなど)。
- 学校でよく使うけんび鏡で見える像は、実物とくらべてどうなっている?
答え
上下左右が逆になっている像の向きが逆なので、プレパラートを動かす向きと、像が動いて見える向きも逆になる。
図・グラフの読み取り(14問・図4枚)
図やグラフを見て答える問題です。同じ図を使う問いは、図の下にまとめてあります。計算のしかたは答えの下に書いてあります。
図1 温度とだ液のはたらき(グラフ)

- このグラフからわかることとして正しいものはどれ?選択肢:温度に関係なく同じようにはたらく・約40℃で最もよくはたらき、それより高温では急に弱くなる・温度が低いほどよくはたらく・温度が高いほどよくはたらく
答え
約40℃で最もよくはたらき、それより高温では急に弱くなるだ液は体温くらいで最もよくはたらく。高温では性質が変わってはたらかなくなる。
- でんぷんにだ液を加え、40℃と70℃でしばらくおいた。ヨウ素液を加えると青むらさき色になるのはどれ?選択肢:40℃だけ・70℃だけ・両方・どちらもならない
答え
70℃だけ40℃ではだ液がよくはたらき、でんぷんが分解される。70℃でははたらきが0なので、でんぷんが残る。
- だ液を0℃と70℃にしばらくおいてから、40℃にもどした。でんぷんを分解するはたらきがもどるのはどれ?選択肢:70℃においたものだけ・両方・どちらももどらない・0℃においたものだけ
答え
0℃においたものだけグラフではどちらもほとんどはたらかない。低温では弱まるだけなのでもどる。高温で性質が変わるともどらない。
図2 運動と心臓の拍動数(グラフ)

- 拍動数が最も多かったときは、運動前のおよそ何倍?選択肢:約5倍・約1.2倍・約3倍・約2倍
答え
約2倍運動前70回、最大150回。150÷70=約2.1倍。
- 運動しているとき、1分間の拍動数が増えるのはなぜ?選択肢:体温を下げるため・全身に酸素や養分を多く送るため・血液の量を減らすため・二酸化炭素をためるため
答え
全身に酸素や養分を多く送るため運動すると筋肉が酸素や養分をたくさん使う。心臓が速く動いて、血液を多く送る。
- 運動をやめた後の拍動数について、グラフから正しいといえるものはどれ?選択肢:すぐに運動前の回数にもどった・やめた後もしばらく増え続けた・少しずつ減り、8分でも運動前より多い・運動前より少なくなった
答え
少しずつ減り、8分でも運動前より多い4分でやめた後、5分で120回、6分で100回と少しずつ減る。8分の点も、運動前(0〜1分)の点よりまだ上にある。
- 心臓は1回の拍動で60mLの血液を送り出すとする。6分のときの拍動数では、1分間に何L送り出す?選択肢:0.6L・60L・6L・7.2L
答え
6L6分のときは1分間に100回。60×100=6000mL=6L。
図3 水温とメダカがふ化するまでの日数(グラフ)

- 水温を15℃から25℃に上げると、ふ化までの日数は何日短くなる?選択肢:4日・20日・10日・6日
答え
10日15℃で20日、25℃で10日。20-10=10日。
- 水温を10℃から5℃ずつ上げていくと、ふ化までの日数が短くなる分はどうなる?選択肢:だんだん多くなる・いつも5日ずつ・だんだん少なくなる・いつも10日ずつ
答え
だんだん少なくなる30→20→14→10→8日。短くなる日数は10→6→4→2日と、だんだん少なくなる(比例ではない)。
- 5月1日に産みつけられた卵を、水温20℃で育てた。ふ化するのは何月何日ごろ?選択肢:5月11日ごろ・5月21日ごろ・5月20日ごろ・5月15日ごろ
答え
5月15日ごろ20℃ではふ化まで14日。5月1日の14日後は5月15日。
- 水温10℃のときのふ化までの日数は、水温25℃のときの何倍?選択肢:3倍・2.5倍・2倍・1.5倍
答え
3倍10℃で30日、25℃で10日。30÷10=3倍。水温の比(25÷10=2.5)ではない。
図4 食物連鎖と生物の数(生態ピラミッド)

- いちばん下のPにあてはまる生物はどれ?選択肢:バッタ・カエル・草などの植物・ヘビ
答え
草などの植物下ほど数が多く、いちばん下は自分で養分をつくる生産者(植物)。
- 草→バッタ→カエル→ヘビの数のつり合いを、P〜Sで表した。Rにあてはまる生物はどれ?選択肢:バッタ・ヘビ・草・カエル
答え
カエル下から食べられる順に、P草→Qバッタ→Rカエル→Sヘビ。食べる側ほど上で、数が少ない。
- 草→バッタ→カエル→ヘビをP〜Sで表した。Rが急に減ると、QとSの数は最初どうなる?選択肢:Qは減り、Sは増える・Qは増え、Sは減る・QもSも増える・QもSも減る
答え
Qは増え、Sは減るR(カエル)に食べられていたQ(バッタ)は増える。Rを食べていたS(ヘビ)はえさが減るので減る。
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