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植物プリント

発芽の条件を確かめる対照実験の組み合わせ、光合成と呼吸の気体の出入り、ワセリンをぬった葉で比べる蒸散量の計算がよく出ます。花のつくりと受粉、子葉の枚数や冬のこし方による植物のなかま分けも定番です。一問一答35問と、図・グラフの読み取り23問(図5枚)を1ページにまとめた、解答つきのプリントです。

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一問一答(35問)

  1. 花粉がめしべの柱頭につくことを何という?
    答え受粉
    受粉のあと、花粉管がのびて受精へ進む。
  2. 花粉から出た花粉管が胚珠に達し、中身が結びつくことを何という?
    答え受精
    受粉は花粉が柱頭につくこと、受精はそのあと胚珠の中で結びつくこと。
  3. 受精後、胚珠は何になる?
    答え種子
    胚珠は種子、子房は果実になる。
  4. 植物の葉から水蒸気が出ていくはたらきを何という?
    答え蒸散
    蒸散は根から水を吸い上げる力にもなる。
  5. 多くの陸上植物で、気孔が多く見られる葉の部分はどこ?
    答え裏側の表皮
    多くの陸上植物では葉の裏に気孔が多い。
  6. 植物の茎が光の方向へ曲がって成長する性質を何という?
    答え屈光性
    茎は光の方向へ、根は重力の方向へ成長しやすい。
  7. 光合成が行われる、葉の細胞の中の緑色の粒を何という?
    答え葉緑体
    葉緑体で日光を受けてでんぷんをつくる。
  8. ふ入りの葉(一部が白い葉)を使って光合成を調べるのは、何を確かめるため?
    答え葉緑体が必要かどうか
    白い部分には葉緑体がないので、でんぷんができない。
  9. 蒸散量を調べる実験で、葉の裏にワセリンをぬるのは何のため?
    答え葉の裏からの蒸散を止めるため
    ぬった場所からは蒸散できなくなる。差を比べて場所ごとの量を求める。
  10. 何もしないと水が10g減る枝で、葉の裏だけにワセリンをぬると3gしか減らなかった。葉の裏からの蒸散はおよそ何g?
    答え7g
    10-3=7g。ふさいだ分だけ減る量が小さくなる。
  11. 双子葉類の茎の断面で、維管束はどのように並んでいる?
    答え輪のように並ぶ
    双子葉類は輪状、単子葉類はばらばら。
  12. タンポポなどが、冬に葉を地面に広げた形で過ごすすがたを何という?
    答えロゼット
    地面に近く風を受けにくいので、日光を受けながら寒さにたえられる。
  13. 植物が日光を受けて、二酸化炭素と水からでんぷんなどの養分をつくるはたらきを何という?
    答え光合成
    光合成は葉緑体で行われ、酸素も出す。植物プランクトンも光合成をする。
  14. 植物が酸素を取り入れて二酸化炭素を出すはたらきで、昼も夜も行われているものを何という?
    答え呼吸
    呼吸は昼も夜も行う。光合成は光が当たっているときだけ。
  15. 葉の表皮にある、三日月形の2つの細胞にかこまれた小さなすき間を何という?
    答え気孔
    気孔は水蒸気・酸素・二酸化炭素の出入り口。多くの植物で葉の裏に多い。
  16. インゲンマメが発芽したとき、出てくる子葉は何枚?
    答え2枚
    双子葉類は子葉2枚、単子葉類(イネ・トウモロコシ)は子葉1枚。
  17. 植物の枝にポリエチレンのふくろをかぶせておくと、ふくろの内側がくもった。植物の体の中の水は、何になって出ていった?
    答え水蒸気
    体の中の水が水蒸気になって葉などから出ていくのが蒸散。ふくろで冷えて水てきになり、くもる。
  18. 花びらが1枚ずつはなれている花のなかまを何という?
    答え離弁花
    花びらが根もとでくっついているのが合弁花(アサガオ・ツツジ・タンポポ)。離弁花はアブラナ・サクラなど。
  19. 種子の中で、発芽したあと芽・根・茎になる部分を何という?
    答えはい(胚)
    はい乳は発芽のための養分をたくわえる部分(イネ・カキ)。インゲンマメは子葉に養分をたくわえる。
  20. 受粉したあと、めしべのもとのふくらんだ部分(子房)は何になる?
    答え実
    子房は実になり、子房の中の胚珠が種子になる。
  21. 蒸散がさかんになると、根から水を吸い上げる量はどうなる?
    答え多くなる
    葉から水が出ていくと、そのぶん根から水が吸い上げられる。蒸散は水を吸い上げるはたらきを助けている。
  22. インゲンマメが発芽して育っていくと、子葉はどうなる?
    答えしぼんで小さくなる
    子葉にたくわえていた養分(でんぷん)が発芽や成長に使われるため。ヨウ素液をつけても色がほとんど変わらなくなる。
  23. アサガオやツツジのように、花びらがつながっている花のなかまを何という?
    答え合弁花
    花びらが1枚ずつはなれている花のなかまは離弁花。
  24. 葉でつくられた養分が運ばれる管を何という?
    答え師管
    根から吸った水や養分(肥料分)は道管、葉でつくった養分は師管を通る。
  25. 道管と師管が集まって束のようになったものを何という?
    答え維管束
    双子葉類の茎では輪のように、単子葉類の茎ではばらばらに並ぶ。葉では葉脈になっている。
  26. ジャガイモのいもは、植物の体のどの部分が太ったもの?
    答え地下の茎
    いものくぼみから芽が出る。サツマイモのいもは根が太ったもの。
  27. サツマイモのいもは、植物の体のどの部分が太ったもの?
    答え根
    ジャガイモのいもは地下の茎。どちらも養分(でんぷん)をたくわえている。
  28. ヘチマは、どのようなすがたで冬をこす?
    答え種子
    ヘチマは秋に実の中に種子を残して、体全体がかれる。サクラは枝に冬芽をつけて冬をこす。
  29. サクラは、どのようなすがたで冬をこす?
    答え葉を落とし、枝に冬芽をつけて
    サクラは夏のうちに冬芽をつくり、秋に葉を落として、冬芽のすがたで冬をこす。春になると冬芽から花や葉が出る。
  30. タンポポの1つの「花」に見えるものは、実はどうなっている?
    答え小さな花がたくさん集まったもの
    小さな花1つ1つに、花びら・おしべ・めしべ・がくがある。キク科のヒマワリやハルジオンも同じ。
  31. タンポポの綿毛は、花のどの部分が変化したもの?
    答えがく
    1つ1つの小さな花の根もとにある毛のようながくが、実(種子)を運ぶ綿毛になる。
  32. タマネギで食べている部分は、植物の体のどこ?
    答え葉
    タマネギは葉が厚く重なったもの。ジャガイモ=茎、サツマイモ・ゴボウ=根、トマト=実、米=種子。
  33. レンコンで食べている部分は、植物の体のどこ?
    答え地下の茎
    レンコンはハス(蓮)の地下の茎で、空気を通すあながある。ゴボウは根を食べている。
  34. 木の茎(幹)が年々太くなるのは、茎の中の何という部分で細胞がふえるから?
    答え形成層
    形成層は道管と師管の間にある。季節によって育ち方がちがうので、年輪ができる。
  35. 面ファスナー(マジックテープ)は、何をヒントにして作られた?
    答えオナモミの実
    オナモミの実のかぎのようなとげが、服や動物の毛にからみつくしくみをまねた。ハスの葉は水をはじくふたなどのヒント。

図・グラフの読み取り(23問・図5枚)

図やグラフを見て答える問題です。同じ図を使う問いは、図の下にまとめてあります。計算のしかたは答えの下に書いてあります。

図1 光の強さと光合成・呼吸(グラフ)

光の強さと光合成・呼吸(グラフ)
  1. イの明るさのとき、この植物について正しいものはどれ?選択肢:呼吸だけが行われている・光合成だけが行われている・光合成と呼吸がほぼ同じ量で行われている・光合成も呼吸も行われていない
    答え光合成と呼吸がほぼ同じ量で行われている
    二酸化炭素の出入りが0でも、内側では両方が同じ量で進んでいる。
  2. アは光が当たっていないとき。この植物が呼吸で出す二酸化炭素の量は、グラフの目もりでいくつ?選択肢:2・0・1・4
    答え2
    光がないと光合成はできず、呼吸だけ。アで出している2が呼吸の量。呼吸は明るさに関係なく続く。
  3. 呼吸の量は明るさで変わらないとする。イの明るさのとき、光合成で吸収している二酸化炭素の量は目もりでいくつ?選択肢:0・4・2・1
    答え2
    イの出入りは0。呼吸で出す2をちょうど光合成で吸収している。光合成の量=0+2=2。
  4. 呼吸の量は明るさで変わらないとする。アとイのまん中の明るさのとき、光合成で吸収する二酸化炭素の量は目もりでいくつ?選択肢:0・3・2・1
    答え1
    グラフは-1(1放出)。光合成の量=見かけの量+呼吸の量=-1+2=1。出していても光合成はしている。
  5. アとイの間の明るさでは、植物は二酸化炭素を出している。このとき植物が行っているはたらきはどれ?選択肢:呼吸だけ・光合成と呼吸(呼吸の方が多い)・光合成だけ・光合成と呼吸(光合成の方が多い)
    答え光合成と呼吸(呼吸の方が多い)
    光が当たれば光合成をしている。ただ呼吸の方が多いので、差し引きで二酸化炭素を出す。
  6. グラフの目もりを1時間の量とする。ウの明るさに10時間、暗い所(ア)に14時間おいた。1日で二酸化炭素はどうなった?選択肢:差し引き7だけ出した・差し引き7だけ吸収した・差し引き35だけ吸収した・差し引き63だけ吸収した
    答え差し引き7だけ吸収した
    明るい10時間で、見かけの吸収は3.5×10=35。暗い14時間は呼吸だけで、2×14=28出す。35-28=7だけ吸収したことになる。

図2 ワセリンをぬった葉の蒸散量(グラフ)

ワセリンをぬった葉の蒸散量(グラフ)
  1. 葉の裏から蒸散した水の量は何g?選択肢:2g・5g・8g・3g
    答え8g
    A13-C5=8g(B11-D3でも8g)。ワセリンでふさいだ差が、その場所からの蒸散量。
  2. 葉の表から蒸散した水の量は何g?選択肢:11g・2g・8g・10g
    答え2g
    表をふさいだBは表から出ない分だけ少ない。A13-B11=2g(C5-D3でも2g)。
  3. 葉の裏からの蒸散量は、AとCの差で求められる。ほかには、どれとどれの差でも求められる?選択肢:AとB・CとD・BとD・AとD
    答えBとD
    BとDのちがいは葉の裏にワセリンがあるかだけ。11-3=8gで、A13-C5=8gと同じになる。
  4. 葉の表と裏から蒸散した水の量は、合わせて何g?選択肢:10g・13g・16g・3g
    答え10g
    何もぬらないAから、葉の両面をふさいだDを引く。13-3=10g(表2g+裏8g)。
  5. 葉の裏からの蒸散量は、葉の表からの蒸散量の何倍?選択肢:2倍・6倍・8倍・4倍
    答え4倍
    裏はA13-C5=8g、表はA13-B11=2g。8÷2=4倍。気孔は葉の裏に多い。

図3 植物のある容器・ない容器の酸素の量(グラフ)

植物のある容器・ない容器の酸素の量(グラフ)
  1. 植物を入れないRの容器を用意したのは、何のため?選択肢:温度を一定に保つため・光の強さを測るため・酸素の変化が植物によるものだと確かめるため・容器の大きさをそろえるため
    答え酸素の変化が植物によるものだと確かめるため
    調べたい条件だけを変え、他をそろえて比べるのが対照実験。
  2. QとRを比べる実験で、わざとちがうようにしている条件はどれ?選択肢:容器の大きさ・日光の当て方・植物を入れるかどうか・温度
    答え植物を入れるかどうか
    調べたい条件(植物の有無)だけを変え、容器・光・温度はそろえる。だから差は植物によるといえる。
  3. Qの容器を日光の当たらない暗い所に置き続けると、容器の中の酸素の割合はどうなる?選択肢:少しずつ増えていく・変わらない・少しずつ減っていく・すぐに0%になる
    答え少しずつ減っていく
    日光がないと光合成ができず、呼吸だけになる。呼吸で酸素を使うので少しずつ減る。
  4. Qの植物は呼吸もしている。光合成で出した酸素の量は、グラフで増えた酸素の量と比べてどうか?選択肢:多い・少ない・同じ・半分
    答え多い
    増えた量=光合成で出した量-呼吸で使った量。だから光合成で出した量=増えた量+呼吸の量で、増えた量より多い。

図4 発芽の条件をくらべる実験(グラフ)

発芽の条件をくらべる実験(グラフ)
  1. 発芽に日光が必要ないことを確かめるには、どれとどれを比べればよい?選択肢:AとE・AとB・AとC・AとD
    答えAとE
    AとEは明るさだけがちがい、両方とも95%発芽している。1つの条件だけを変えて比べる。
  2. 発芽に水が必要なことを確かめるには、どれとどれを比べればよい?選択肢:AとB・AとC・BとC・BとE
    答えAとB
    AとBは水があるかだけがちがう。Aは95%、Bは0%発芽なので、水が必要とわかる。
  3. 発芽に適当な温度が必要なことを確かめるには、どれとどれを比べればよい?選択肢:DとE・AとD・BとD・AとE
    答えAとD
    AとDは温度(20℃と5℃)だけがちがう。DとEは温度と明るさの2つがちがうので比べられない。
  4. BとCを比べても、発芽の条件を確かめることはできない。その理由はどれ?選択肢:温度がちがうから・明るさがちがうから・水と空気の2つの条件がちがうから・種子の種類がちがうから
    答え水と空気の2つの条件がちがうから
    Bは水なし、Cは空気なし。ちがう条件が2つあると、結果がどちらのせいか決められない。
  5. Aと同じ条件で、同じ種類の種子を60粒まくと、発芽するのはおよそ何粒と考えられる?選択肢:60粒・55粒・3粒・57粒
    答え57粒
    Aは95%発芽した。60×0.95=57粒。発芽しないのは60-57=3粒。

図5 図・グラフ

図・グラフ
  1. グラフのPとQは、陽生植物と陰生植物のどちらか。陰生植物はどちら?選択肢:P・どちらも陰生植物・Q・グラフからは決められない
    答えQ
    陰生植物は呼吸の量が少なく(Qは1)、弱い光でも二酸化炭素を吸収し始める。強い光では、陽生植物(P)の方がたくさん吸収する。
  2. グラフで、光の強さが1の所で育てたとき、養分をたくわえて成長できるのはどれ?選択肢:Qだけ・Pだけ・PとQの両方・どちらも成長できない
    答えQだけ
    光の強さ1で、Qは二酸化炭素を吸収している(+1)ので養分がふえる。Pはまだ放出(呼吸の方が多い)なので、養分がへって成長できない。
  3. 光の強さが8のとき、Pが光合成で吸収している二酸化炭素の量はいくつ?(呼吸の量は変わらないとする)選択肢:8・5・3・11
    答え11
    光合成の量=見かけの吸収量+呼吸量。Pは光の強さ0で3出している(呼吸量3)ので、8+3=11。Qは4+1=5。

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