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サッカーと野球 読解プリント(説明文・500字→1000字→硬い語彙)

サッカーと野球を、人数とポジション、前半・後半と回という時間の区切り方、点の入り方で比べます。動き続ける競技と、攻めと守りが入れかわる競技のちがいを、観点ごとに書き出してみましょう。

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一(500字)

サッカーと野球は、日本でとくに人気のある球技だ。テレビで試合が放送され、学校の休み時間にも、ボールをけったり投げたりする姿が見られる。

サッカーは、一チーム十一人で戦う。ゴールを守るキーパーが一人いて、あとの十人は、前で攻める人、真ん中の人、後ろで守る人に分かれる。ただし、守る人も攻めに上がり、攻める人も守りにもどるので、全員が同じボールを追って走り回る。時間の区切りを見ると、前半と後半に分かれ、それぞれ四十五分ずつ戦う。時計が進み、時間が来たら試合は終わる。点が入らなくても、同点のままでも、時間で終わりになる。

では、野球はどうだろうか。野球は、一チーム九人で戦う。ボールを投げるピッチャー、受けるキャッチャー、内野と外野を守る選手と、守る場所がはっきり決まっている。攻める側は一人ずつ順番に打つので、同時に動く人は少ない。時間の区切りはどうか。攻めと守りを交代しながら、九回まで戦う。守る側がアウトを三つ取ると、攻守が入れかわる。時計はなく、九回が終わるまで試合は続く。打者が次々に打てば、一回が三十分以上続くこともある。

このちがいは、全員がいっせいに動くか、一人ずつ順番に動くかという、動き方のところから来ている。

課題

  1. この文章を100字以内で要約しよう。
  2. 比べている観点を2つ書こう。

二(1000字)

サッカーと野球は、日本でとくに人気のある球技だ。テレビで試合が放送され、学校の休み時間にも、ボールをけったり投げたりする姿が見られる。

サッカーは、一チーム十一人で戦う。ゴールを守るキーパーが一人いて、あとの十人は、前で攻める人、真ん中の人、後ろで守る人に分かれる。ただし、守る人も攻めに上がり、攻める人も守りにもどるので、全員が同じボールを追って走り回る。試合は前半と後半に分かれ、それぞれ四十五分ずつ戦う。時計が進み、時間が来たら試合は終わる。点が入らなくても、同点のままでも、時間で終わりになる。点の入り方はどうか。ボールが相手のゴールに入ると一点だ。十一人が守るゴールにボールを入れるのはむずかしく、一試合に入る点はふつう数点で、〇対〇で終わる試合もある。

たとえば、休みの日にテレビでサッカーの試合を見る。前半の四十五分、ボールは右へ左へ動き続けるが、なかなかゴールには入らない。後半の終わりごろ、ようやく一点が入り、スタジアムがわき上がる。そのまま時計が進み、審判のふえが鳴って、一対〇で試合が終わる。

野球は、一チーム九人で戦う。ボールを投げるピッチャー、受けるキャッチャー、内野と外野を守る選手と、守る場所がはっきり決まっている。攻める側は一人ずつ順番に打つので、同時に動く人は少ない。次に、時間の区切りだ。攻めと守りを交代しながら、九回まで戦う。守る側がアウトを三つ取ると、攻守が入れかわる。時計はなく、九回が終わるまで試合は続く。打者が次々に打てば、一回が三十分以上続くこともある。さらに、打った選手が一塁、二塁、三塁を回ってホームにもどると一点が入る。塁に走者がたまったところで大きな当たりが出ると、一度に何点も入る。だから、終わりの回でひっくり返ることもある。

同じ日の夜は、テレビで野球の中継を見る。五回まで〇対〇のまま、ピッチャーが一人ずつ打者を打ち取っていく。打者が一人ずつ打席に立ち、ほかの選手はベンチで順番を待っている。七回、走者が二人出たところでホームランが出て、一度に三点が入る。時計はないので、九回の最後のアウトが取られるまで、終わりの時間はわからない。気がつくと、試合は三時間をこえていた。

動き方のちがいが、そのまま試合の流れのちがいになっている。

課題

  1. この文章を190字以内で要約しよう。
  2. 比べている観点を3つ書こう。

三(1000字・硬い語彙)

サッカーと野球は、日本において特に人気のある球技である。テレビで試合が放送され、学校の休み時間にも、ボールを蹴ったり投げたりする姿が見られる。

サッカーは、一チーム十一人で戦う。ゴールを守るキーパーが一人おり、残る十人は、前方で攻撃する者、中盤の者、後方で守備する者に分かれる。ただし、守備の者も攻撃に加わり、攻撃の者も守備に戻るため、全員が同一のボールを追って走り回る。時間の区切りに目を向けると、前半と後半に分かれ、それぞれ四十五分ずつ戦う。時計が進行し、時間が来れば試合は終了する。得点がなくとも、同点のままでも、時間によって終了となる。得点の方法はどうか。ボールが相手のゴールに入れば一点である。十一人が守るゴールにボールを入れるのは困難であり、一試合の得点は通常数点で、〇対〇で終了する試合もある。

休日、テレビでサッカーの試合を観戦する。前半の四十五分、ボールは左右に動き続けるが、容易にはゴールに入らない。後半の終盤、ようやく一点が入り、競技場が沸き上がる。そのまま時計が進行し、審判の笛が鳴って、一対〇で試合が終了する。

一方、野球は、一チーム九人で戦う。ボールを投げるピッチャー、受けるキャッチャー、内野と外野を守る選手と、守備位置が明確に定められている。攻撃側は一人ずつ順番に打つため、同時に動く人は少ない。次に、時間の区切りである。攻撃と守備を交代しながら、九回まで戦う。守備側がアウトを三つ取ると、攻守が入れ替わる。時計はなく、九回が終了するまで試合は継続する。打者が次々に打てば、一回が三十分以上継続することもある。さらに、打った選手が一塁、二塁、三塁を回って本塁に戻ると一点が入る。塁上に走者がたまった局面で大きな打球が出れば、一度に複数の得点が入る。ゆえに、終盤の回で形勢が逆転することもある。

たとえば、同じ日の夜に野球の中継を観戦する。五回まで〇対〇のまま、ピッチャーが一人ずつ打者を打ち取っていく。七回、走者が二人出た局面でホームランが出て、一度に三点が入る。時計はないため、九回の最後のアウトが取られるまで、終了の時刻は判明しない。気がつけば、試合は三時間を超えていた。

サッカーは、時計が試合を終わらせる。野球は、アウトが試合を終わらせる。

課題

  1. この文章を190字以内で要約しよう。
  2. 比べている観点を3つ書こう。

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