紙の本とタブレットを、重さと持ち運び、目の疲れと読みやすさ、しおりや書きこみのしやすさで比べる説明文です。「重さと引きかえに」「軽さと引きかえに」という、まとめの言い方が要約の手がかりになります。
本を読むとき、紙の本で読む人もいれば、タブレットの画面で読む人もいる。同じ物語を、紙で読むことも、画面で読むこともできる。
紙の本は、一冊ずつ重さがある。厚い本なら一冊でもずっしりと重く、何冊も持つとかばんが重くなる。そのかわり、電池がいらず、どこでもすぐに開ける。目への負担を見ると、紙そのものは光を出さないので、長く読んでも目がつかれにくい。明るい日ざしの下でも、文字がはっきり見える。ただし、文字の大きさは変えられず、暗い場所では明かりがないと読めない。
一方、タブレットは、一台の中に何百冊も入れられる。たくさんの本を持ち歩いても重さは変わらず、読みたい本をその場で買って読み始めることもできる。ただし、電池が切れると読めなくなり、落とすとこわれることもある。目への負担はどうか。文字を大きくしたり、暗い場所で画面を明るくしたりできる。しかし、画面の光を長く見ていると目がつかれやすく、寝る前に見ると眠りにくくなるともいわれる。
たくさんの本を持ち歩くならタブレット、目を休めながらじっくり読むなら紙の本、というように、それぞれに向いた場面がある。
課題
本を読むとき、紙の本で読む人もいれば、タブレットの画面で読む人もいる。同じ物語を、紙で読むことも、画面で読むこともできる。
紙の本は、一冊ずつ重さがある。厚い本なら一冊でもずっしりと重く、何冊も持つとかばんが重くなる。そのかわり、電池がいらず、どこでもすぐに開ける。紙そのものは光を出さないので、長く読んでも目がつかれにくい。明るい日ざしの下でも、文字がはっきり見える。ただし、文字の大きさは変えられず、暗い場所では明かりがないと読めない。読み終えたページには、しおりをはさんで、次に読む場所を覚えておく。大事な文に線を引いたり、ページのはしに考えを書きこんだりもできる。ただし、一度書くと消しにくく、借りた本には書けない。
たとえば、図書館で本を三冊借りると、かばんはずっしりと重くなる。家に帰って窓ぎわで開くと、午後の光の中で文字がはっきり見える。返す日までに読み終えようと、毎晩少しずつ読み進める。読み終わったところに、紙のしおりをはさんで閉じる。借りた本なので、気になった文には線を引かず、小さなふせんをはっておく。
タブレットは、一台の中に何百冊も入れられる。たくさんの本を持ち歩いても重さは変わらず、読みたい本をその場で買って読み始めることもできる。ただし、電池が切れると読めなくなり、落とすとこわれることもある。目への負担はどうか。文字を大きくしたり、暗い場所で画面を明るくしたりできる。しかし、画面の光を長く見ていると目がつかれやすく、寝る前に見ると眠りにくくなるともいわれる。さらに、閉じた場所を機械が覚えていて、次に開くと続きのページが出てくる。線を引いたところや書きこみは、あとでまとめて見られ、消すのもかんたんだ。言葉を入れると、本の中でその言葉が出てくる場所をさがすこともできる。
家族で旅行に行く日、タブレットを一台かばんに入れる。それだけで、何冊分もの本を持っていける。電車の中で読み始め、夜はホテルの暗い部屋で、画面を明るくして続きを読む。朝になって開くと、昨日閉じたページがそのまま出てくる。ただし、充電を忘れると、画面は真っ暗なままだ。
紙の本は、重さと引きかえに、目を休めて読める。タブレットは、軽さと引きかえに、電池と画面の光が必要になる。
課題
読書の際、紙の本で読む人もいれば、タブレットの画面で読む人もいる。同一の物語を、紙で読むことも、画面で読むことも可能である。
紙の本は、一冊ごとに重量がある。厚い書物であれば一冊でも相当の重さになり、複数冊を持てばかばんは重くなる。その一方で、電池を必要とせず、どこでも即座に開くことができる。目への負担に目を向けると、紙は自ら光を発しないため、長時間の読書でも目が疲れにくい。明るい日光の下でも、文字が鮮明に見える。ただし、文字の大きさは変更できず、暗所では照明がなければ読めない。次に、しおりと書き込みである。読み終えた箇所にしおりをはさみ、次に読む位置を記録する。重要な文に線を引いたり、ページの余白に考えを書き込んだりすることもできる。ただし、一度記すと消しにくく、借りた本には記入できない。
図書館で本を三冊借りると、かばんは相当の重さになる。帰宅して窓際で開くと、午後の光の中で文字が鮮明に見える。読み終えた箇所に、紙のしおりをはさんで閉じる。借りた本であるため、気になった文には線を引かず、小さなふせんを貼っておく。
では、タブレットはどうか。タブレットは、一台の内部に数百冊を収めることができる。多数の本を持ち歩いても重量は変わらず、読みたい本をその場で購入して読み始めることも可能である。ただし、電池が切れれば読めなくなり、落下によって破損することもある。目への負担はどうか。文字を拡大したり、暗所で画面を明るくしたりできる。しかし、画面の光を長時間見続けると目が疲れやすく、就寝前に見ると眠りにくくなるとも指摘されている。さらに、閉じた位置を機械が記憶しており、次に開けば続きのページが表示される。線を引いた箇所や書き込みは、後にまとめて一覧でき、消去も容易である。語句を入力すれば、本の中でその語句が現れる位置を検索することもできる。
たとえば、家族で旅行に出かける日、タブレットを一台かばんに入れれば、何冊分もの本を携行できる。電車の中で読み始め、夜はホテルの暗い部屋で、画面を明るくして続きを読む。翌朝開くと、前日に閉じたページがそのまま表示される。ただし、充電を怠れば、画面は暗いままである。
こうして、同一の物語を読むにも、紙と画面とでは、読書の形そのものが異なってくるのである。
課題
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