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輸入と輸出 読解プリント(説明文・500字→1000字→硬い語彙)

日本の輸入と輸出を、外国から買う資源・食料、外国へ売る自動車・機械、取り引きする相手の国で比べます。資源の少ない日本が何を買い、何を売っているのかを、観点ごとに整理しましょう。

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一(500字)

外国から品物を買うことを輸入、外国へ品物を売ることを輸出という。この二つを合わせて貿易という。日本は海に囲まれた島国で、多くの品物を船や飛行機で外国とやりとりしている。

輸入では、日本は資源や食料を多く買っている。日本は石油や鉄鉱石、石炭などの資源がほとんどとれないので、そのほとんどを外国から買っている。小麦や大豆、肉などの食料も多く輸入しており、日本で食べる食料のうち、国内で作られているのはおよそ四割にすぎない。相手の国はどうか。石油はサウジアラビアなど西アジアの国々から入ってくる。鉄鉱石や石炭はオーストラリアから、小麦や大豆はアメリカから入ってくる。衣類や電気製品などの製品は、中国から入ってくるものが多い。

輸出になると、事情が変わる。日本は、工業製品を多く売っている。自動車や機械、鉄鋼、電子部品などで、日本の工場で作られたものである。資源や食料を外国に売ることは、ほとんどない。相手の国は、アメリカと中国が多い。アメリカへは自動車などを、中国へは機械や部品などを売っている。アジアの国々への輸出も多く、日本で作った部品を、アジアの工場で製品に組み立てることもふえている。

つまり、とれないものを買い、作ったものを売る流れが、輸入と輸出の中身を決めている。

課題

  1. この文章を110字以内で要約しよう。
  2. 比べている観点を2つ書こう。

二(1000字)

外国から品物を買うことを輸入、外国へ品物を売ることを輸出という。この二つを合わせて貿易という。日本は海に囲まれた島国で、多くの品物を船や飛行機で外国とやりとりしている。

輸入では、日本は資源や食料を多く買っている。日本は石油や鉄鉱石、石炭などの資源がほとんどとれないので、そのほとんどを外国から買っている。小麦や大豆、肉などの食料も多く輸入しており、日本で食べる食料のうち、国内で作られているのはおよそ四割にすぎない。次に、相手の国である。石油はサウジアラビアなど西アジアの国々から入ってくる。鉄鉱石や石炭はオーストラリアから、小麦や大豆はアメリカから入ってくる。衣類や電気製品などの製品は、中国から入ってくるものが多い。日本の輸入がこうなるのは、国土がせまく山が多いうえに、資源のとれる場所がほとんどないからである。

石油は、日本がもっとも多く輸入している資源の一つである。サウジアラビアなどの油田でくみ上げられた石油は、タンカーという大きな船につまれ、海をわたって日本に運ばれる。工場では、石油からガソリンや灯油、プラスチックの原料などが作られる。自動車を走らせる燃料も、ペットボトルの材料も、もとをたどれば外国から運ばれた石油なのである。

これに対して、輸出では、日本は工業製品を多く売っている。自動車や機械、鉄鋼、電子部品などで、日本の工場で作られたものである。資源や食料を外国に売ることは、ほとんどない。相手の国はどうか。アメリカと中国が多い。アメリカへは自動車などを、中国へは機械や部品などを売っている。アジアの国々への輸出も多く、日本で作った部品を、アジアの工場で製品に組み立てることもふえている。日本の輸出がこうなるのは、輸入した資源を工場で製品に加工し、それを外国に売ることで発展してきたからである。これを加工貿易という。オーストラリアから買った鉄鉱石で鉄を作り、その鉄で自動車を作って外国に売る、という流れである。

愛知県の豊田市のまわりには、自動車の工場と、部品を作る工場が集まっている。自動車は、日本がもっとも多く輸出している製品の一つである。できあがった自動車は、名古屋港などの港に運ばれ、自動車だけを何千台も積める専用の船で、アメリカなどへ送られる。日本から外国へ送る品物の中心は、今も自動車や機械である。

課題

  1. この文章を190字以内で要約しよう。
  2. 比べている観点を3つ書こう。

三(1000字・硬い語彙)

外国から商品を購入することを輸入、外国へ商品を販売することを輸出という。この両者を合わせて貿易という。日本は海に囲まれた島国であり、多くの商品を船舶や航空機で外国とやりとりしている。

輸入では、日本は資源や食料を多く購入している。日本は石油や鉄鉱石、石炭などの資源がほとんど産出しないため、その大部分を外国から購入している。小麦や大豆、肉類などの食料も多く輸入しており、日本で消費する食料のうち、国内で生産されているのはおよそ四割にすぎない。相手国はどうか。石油はサウジアラビアなど西アジアの諸国から輸入している。鉄鉱石や石炭はオーストラリアから、小麦や大豆はアメリカから輸入している。衣類や電気製品などの製品は、中国から輸入されるものが多い。日本の輸入がこのような構成になるのは、国土が狭く山地が多いうえに、資源を産出する場所がほとんどないからである。

たとえば、石油は、日本が最も多く輸入している資源の一つである。サウジアラビアなどの油田で採取された石油は、タンカーという大型船舶に積載され、海を渡って日本に輸送される。工場では、石油からガソリンや灯油、プラスチックの原料などが製造される。自動車を走らせる燃料も、ペットボトルの材料も、起源をたどれば外国から輸送された石油なのである。

輸出では、日本は工業製品を多く販売している。自動車や機械、鉄鋼、電子部品などで、日本の工場で製造されたものである。資源や食料を外国に販売することは、ほとんどない。次に相手国である。アメリカと中国が多い。アメリカへは自動車などを、中国へは機械や部品などを輸出している。アジア諸国への輸出も多く、日本で製造した部品を、アジアの工場で製品に組み立てることも増加している。日本の輸出がこのような構成になるのは、輸入した資源を工場で製品に加工し、それを外国に販売することで発展してきたからである。これを加工貿易という。オーストラリアから購入した鉄鉱石で鉄を製造し、その鉄で自動車を製造して外国に販売する、という流れである。

たとえば、自動車は、日本が最も多く輸出している製品の一つである。愛知県の豊田市の周辺には、自動車の工場と、部品を製造する工場が集積している。完成した自動車は、名古屋港などの港に輸送され、自動車のみを数千台積載できる専用船で、アメリカなどへ送られる。日本から外国へ送る商品の中心は、現在も自動車や機械である。

産出しないものを購入し、製造したものを販売する。この一つの流れが、輸入と輸出の内容と相手を規定しているのである。

課題

  1. この文章を210字以内で要約しよう。
  2. 比べている観点を3つ書こう。

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